バイオマスプラスチック×廃プラスチック

BIOMASS PLASTIC × WASTE PLASTIC

bioplastic

バイオマスプラスチック×プラスチックの射出成型

2021年10月17日の"Re:CYCLE"のWORKSHOPの最後に株式会社ユーグレナ様の研究開発部の方に来ていただき、開発中のバイオマスプラスチックとプラスチックをプレシャスプラスチック唐津で作成した射出成型機で融合させ射出成型をしました。

世界共通の問題である廃プラスチックと未来のプラスチックの形、バイオマスプラスチックを融合させUPCYCLEすることで循環型社会を提示するアート作品になったと思います。

※上記写真はバイオマスチックとプラスチックを射出成型したもの。黄色の部分がバイオマスプラスチック、黒の部分が廃プラスチック。下地の和紙は唐津の循環型社会を目指す唐津南高校の虹ノ松原プロジェクトチームが開発した松の和紙。

プレシャスプラスチック

バイオマスプラスチックについて

株式会社ユーグレナ、セイコーエプソン株式会社(EPSON)、日本電気株式会社(NEC)の3社は、国立大学法人東京大学の岩田忠久教授と共同で、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の貯蔵多糖であるパラミロンを使ったバイオマスプラスチックである「パラレジン」の技術開発、普及推進を目的とする「パラレジンジャパンコンソーシアム」を設立しています。※下記出典参照

※上記画像は開発中のバイオマスプラスチック「パラレジン」

廃プラスチック有効利用率の低さ、海洋プラスチック等による環境汚染が、世界的な課題となっており、その解決策の一つとして、バイオマスプラスチックの活用促進が挙げられています。※下記出典参照

このバイオマスプラスチックの普及推進は、化石資源由来樹脂を代替し、環境負荷低減、二酸化炭素排出量削減などを通じて脱炭素社会化へ貢献すると考えられています。※下記出典参照

パラレジンジャパンコンソーシアムでは、「パラレジン」の共同技術開発を行い、2030年に年間20万トン規模のバイオマスプラスチックを供給可能にすることを目指しています。※下記出典参照

出典

バイオプラスチック bioplastic

バイオプラスチックの射出成型

バイオマスプラスチックが石油由来のプラスチック製品を代替することで、1t当たり約1.86tのCO2の削減効果が見込めます。

今回、研究開発部部の方に日曜日の旧唐津銀行のワークショップ「Re:CYCLE」に来ていただきバイオマスプラスチックについてプレゼンしていただけました。

また、Precious Plastic 唐津が作成した射出成型機でバイオマスプラスチックを使い成形するデモンストレーションを行いました。 石油に変わり、プラスチックの新しい形になるかもしれないバイオマスプラスチックの成形を見ることが唐津で出来きたのです。